Keisuke Takahata

Verra草地管理方法論VM0032のメジャーアップデート
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Verra草地管理方法論VM0032のメジャーアップデート

株式会社sustainacraftのニュースレターです。 Methodology Updatesは、炭素・生物多様性クレジットの方法論を扱うシリーズです。本記事では、今月Verraがパブリックコンサルテーションを行っていた草地管理方法論VM0032のメジャー改訂案(v2.0)について、農地管理方法論VM0042との比較を中心に詳細を解説します。 (出所: Revision to VM0032 Methodology for the Adoption of Sustainable Grasslands through Adjustment of Fire and Grazing, v1.0, 2026年1月26日閲覧) お問い合わせはこちらまでお願いいたします。 はじめに Verraは、草地管理によるGHG削減・除去プロジェクトを対象とした方法論VM0032 Sustainable Native Grasslands Management through Adjustment of Fire and Grazingのメジャーアップデート(v2.0)のドラフトを公開し、パブリッ
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2025年振り返り: 方法論編

2025年振り返り: 方法論編

株式会社sustainacraftのニュースレターです。 Methodology Updatesは、炭素・生物多様性クレジットの方法論を扱うシリーズです。今回は、今年最後のMethodology Updatesとして、2025年1月から12月にかけてMethodology Updatesで取り上げた主要トピックを中心に、今年の方法論の進化と市場の変化を整理いたします。今年の炭素市場の動きを振り返る一助となれば幸いです。 お問い合わせはこちらまでお願いいたします。 2025年の主要な変更点のハイライト 2025年は、炭素クレジット市場においてパリ協定との整合性確保に向けた具体的なルールメイキングが大きく進展した年でした。パリ協定6条4項の監督機関会議でベースラインとリーケージの基準が採択され、Gold Standardが自主的炭素スタンダードとして初めてパリ協定整合性(PAA)ガイダンスを発表するなど、市場全体がより厳格な国際ルールに収斂していく動きが見られました。 同時に、AFOLU分野では土壌有機炭素(SOC)の測定・モデリング技術が大きく進展し、VerraのデジタルMR
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