Michelle Appeah

パリ協定6条2項・6条4項定期アップデート
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パリ協定6条2項・6条4項定期アップデート

本記事では、2025年12月から1月にかけて発表された主要な炭素関連政策の動向に関し、以下の項目に沿ってお伝えします。 * 政策動向 * パリ協定6条2項(二国間協力) * パリ協定6条4項(パリ協定クレジットメカニズム) * 各国炭素関連政策 * 非国家主体のイニシアチブ * UNFCCC Registry Updates キーワード: 6条, 二国間協力,PACM,  JCM, 自然系, COP30 1. はじめに 政策動向: 2025年12月から2026年1月にかけて、パリ協定6条の実装は制度面、政策面、実務面のすべてで大きく前進しました。ブラジルやシンガポールを含む二国間および多国間協定の拡大、6条4項ルールの精緻化、EUにおけるCBAMの本格運用、さらに非国家主体を巻き込んだ新たなパートナーシップの形成を通じて、国際炭素市場は明確な移行段階に入りつつあります。以下では、こうした動きを6条2項、6条4項、各国政策、非国家主体のイニシアチブの4つの観点から整理します。 UNFCCC Registry Updates :2025年10
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2026年1月 VCM Updates: Section A
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2026年1月 VCM Updates: Section A

VCM Updates Section A: Voluntary Carbon Creditの市場動向 株式会社sustainacraftのニュースレターです。本記事はVCM Updates(ボランタリーカーボンマーケットのアップデート)のセクションA(市場動向編)です。 «VCM Updatesの構成» A. Voluntary Carbon Creditの市場動向 ← 本記事の対象 1. クレジット発行・償却・投資動向分析 2. プロジェクトパイプライン分析 3. 詳細解説セクション B. 海外の主要規制の動向 はじめに 今月のニュースレターでは、クレジットの発行・償却実績は、2025年12月のデータを扱います。 クレジット発行実績 2025年12月の発行量は前年同期と同様である一方、償却量は前年同期比で減少傾向にあります。ラベル付きクレジットの動向については、CORSIAラベルはラオスおよびガンビアのクックストーブ案件で発行が確認されています。また、Article 6ラベルについては、ラオスおよびガンビアのクックストーブ案件に加え、トーゴの再生可能エネル
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2025年12月 VCM Updates: Section A
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2025年12月 VCM Updates: Section A

VCM Updates Section A: Voluntary Carbon Creditの市場動向 株式会社sustainacraftのニュースレターです。本記事はVCM Updates(ボランタリーカーボンマーケットのアップデート)のセクションA(市場動向編)です。 «VCM Updatesの構成» A. Voluntary Carbon Creditの市場動向 ← 本記事の対象 1. クレジット発行・償却・投資動向分析 2. プロジェクトパイプライン分析 3. 詳細解説セクション B. 海外の主要規制の動向 はじめに 今月のニュースレターでは、クレジットの発行・償却実績は、2025年11月のデータを扱います。 クレジット発行実績 2025年11月の発行量は前年同期と同様である一方、償却量は前年同期比で減少傾向にあります。ラベル付きクレジットの動向については、CORSIAとArticle 6ラベルの発行がルワンダとガンビアのクックストーブ案件で確認されています。Removalラベルは米国のIFM案件のみ、CCPラベルは同米国のIFM案件に加え、フランスの
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